543 ジン工場見学とウィンチェスター
日曜日にジン工場の見学ツアーに参加しました。
朝8時に集合で、日曜日は始発の列車に乗っても間に合わないため、一緒に行くロンドンの友人宅に土曜日から二人泊めてもらい、三人でかしましく参加。
遅れない為に、せっかく泊まったのに、日曜日の地下鉄に油断して、危ないところでした。でもバスは8時5分に出発し、1時間半ほどで、ウィットチャーチ近くのジン工場へ。
煉瓦造りの素敵な建物 |
歴史は浅いようですが、ジンの歴史は17世紀に遡る。
ジンは穀物類から作る、蒸留酒、だそうです。
日本に初めて登場したのは長崎の出島
オランダから。
この建物を購入した人の額 |
下は川です。水が綺麗 |
ガラス張りの温室はオリンピックスタジアムや最新のロンドンバスをデザインした人だそうで、2つあって、こっちから見て向かって右側がトロピカル。左がメディテラニアン(地中海)
ジンの器械です。 |
いずれもジンに香りづけをするハーブやレモンなどが育てられているのです。ジュニパーはジンの香りに欠かせない木ですが、ふわふわっとクリスマスツリーみたい。
中に入ると歴代のボトルや世界のデザイナーグラスが陳列されています。
蒸溜所がオープンされたのは2014年ですから、3年前ですね!
竹の茶筅みたい、と思ったら やはり日本人作 |
ます、そのもの |
オレンジ公ウィリアムの時代に製造 |
オレンジ公ウィリアムは
温室内の植物
みんなジンの香りづけに使います |
レモン |
(左)これがジュニパーベリー
リコリス(甘草) |
温室を出て、ドライ・ルームへ。
ここで温室で見た数々のハーブや植物の香りを体験できます。
自分が好きな匂いの番号をアロママップに刻印しておきます。
ボタニカルと呼ばれる植物 |
アロマ、シトラス、スパイシーなどと22種の香りから自分の気に入った番号に刻印を押す。
裏はカクテルの種類 |
左がトーマス |
右、メアリ |
ドライルームをでて、蒸留機のある部屋に。手を消毒して、火気厳禁。携帯も切って。
ここの特徴はボタニカルの香りづけを蒸気ですることです。基本はバスケットに植物を入れて香りづけしていたのを、別にして、アロマが上に上がって、それから混ぜるらしい。
メアリ器はその機能になっています。
バーでカクテルを飲めます。
わたしたちは三人とも同じ好みで、グリーン、というシトラスなカクテルでした。
マティーニとドライベルモットをジンに加えシトラスコーディアルとトニックソーダで割ったもの。
柑橘系のいいお味でした。
集合時間までまだあるので、ショップに。
高そうな芸術的なボトル |
メガボトル |
バースタッフが 着てたエプロン |
ランチはウィットチャーチの町のパブ。
わたしたちだけで貸切状態です。家族総出でサーブするという感じ。美味しい2コースのサンデーロースト満喫です。
前菜 イワシ |
ラムのローストを頼みました |
ランチの後はここからバスで20分ほどのウィンチェスターへ。
アルフレッド大王の像 |
ちょうど大通りにマーケットの屋台が出てて見学。ガラス細工やクリスマスの飾りなど、ハンドクラフトが多いって感じです。
フェルトのスリッパ?
子供用。
この羊、 ちょーかわいい |
大聖堂へ |
拝観料が8ポンドと聞いて皆怯んだのですが、わたしは教会内にあるジェーンオースティンのお墓を見たかったので、払ってでも入ろうと思いました。
ジェーンオースティンは亡くなる6週間前に住んだ家も大聖堂の近くにあったのですが、見に行くの忘れました。
お墓 |
右上から2番目がオースティンが住んだ家
もう一つこの教会に有名なものが。
ステンドグラスです!
前ラファエル派の画家、エドワード・ボーン・ジョーンズ作のステンドグラスがあります。
またモリスが付いて来ました。
受胎告知 |
マリア |
幼子のイエスキリスト |
上に棺が置いてある |
さてまたハイストリートに戻り、また少しマーケットを見て、集合場所の向こう側にあるミル(風車小屋)に行きます。
なんじゃこりゃ?
カイト(凧)を持つ男?
自分でも作れそうだけど、アイデアよね?
アルフレッド大王の像 |
緑の屋根の建物が市庁舎 |
Alfred the Great
ウィンチェスターを首都に定めた王様です。
リージェント風な邸宅 |
川がありました。水車で粉ひきミルですね。
ミル |
ナショナルトラストの管理でした。 |
公園で一休み |
お土産 |
窓ガラスに貼るやつです。 |
ミニチュアボトル買いました 右は妹のカナダ土産 アイスワインシロップだと |
行ったのは10月15日です。
© Mizuho Kubo , All rights reserved.....October, 2017
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