530 ウィリアム・モリスの世界 ケルムズコットマナー




テムズ歩くの時に立ち寄った、ウィリアム・モリスの夏の館、ケルムズコット・マナー。
こちらの記事でどうぞ 
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「528 テムズを歩く 7月29日


今はナショナルトラストに管理されていますが、このかたお金持ちでもちろん、家はいくつもお持ちなのですが、かなり昔に、ウォルサムストゥのギャラリー(ミューゼアムになっている)とハマースミスの家は行きました。

カメラの時なので、写真を撮った覚えはあるんだけど、残ってないわあ。
パンフレットは撮ってたので、ここに。



ロンドン北東部のウォルサムストゥ
Walthamstow にあるギャラリー

金持ちの実業家の父はモリスが13歳の時に亡くなり、生まれた豪邸を売って、ダウンサイズした家。と言ってもこれですよん。






ハマースミス・テラス

モリス協会になってる。

2012年のオープンハウスに行きました。
まだロンドンにいた時だな。






今回のケルムズコットマナー












あと2つあります。




これもロンドンから東でそう遠くないので一度行きたいのですが。。。


こちらはちょっと遠いかな。












イギリスの夏はやはり、郊外のマナーハウス巡り?





絵葉書は買った



モリス柄・クリアファイル


こんなにあるのね














今回もショップで買ったし。


マグネットのブックマーク



モリス柄をダウンロードしてスクリーンセイバーにするっていうサイトもあった。
ギャラリーのかな?
いちご泥棒
メガネ拭き
ステンドグラスになる窓の飾り。
でも良くみたら、モリスのデザインじゃあなかった。

母の土産にするんです
ケルムズコットマナーの中を見てみましょう。
前回の歩きの中とも重なるものもありますが、一挙にここで集結公開!






リビングも素敵


Japanの名がついた日本テーマのお部屋。
青磁のプレートやツボが飾ってある。
青が基調のアンティークな感じ。









壁画のようなカーテンは防寒用も兼ねている




















窓の持ち手に注目




階段の踊り場にある古時計
階段を上がると、ジェーンの寝室

















キルトは娘と手作り




ジェーンのベッドに掛かっているキルトは動物の模様で、娘・メイがデザインし、ジェーンと一緒に刺繍したという。










こちらはモリス本人の寝室




こちらの天蓋もカーテンはジェーンの作。






広げてあるのはモリスが編集・監修した本

ドアも花のデザイン
一足ずつ違う、不思議な階段

屋根裏も広い





自然を愛したモリス。
本当に庭や道端に生えてる草木や花をモチーフにしています。ああ、これだよね、っていうような。







モリス柄






素敵な東屋
 外に出て見ましょう。
ショップ

庭のカフェ


コッツウォルズ・スタイル


娘が父のために作ったコテージ
壁の絵はモリスの肖像
近くの教会にお墓があったので、おまいりもしました。
敷地の隅にひっそりとモリス家の墓がありました。





この右手です


向かいの学校
アート・スクール


娘のメイの墓も



インテリアデザイナー、工芸家、詩人、社会主義者としてマルチに名を成したモリス。その人生は簡単なものではなかったようですが、一つの時代だったのでしょうね。


=テムズを歩く 目次=

© Mizuho Kubo , All rights reserved.....August, 2017

コメント

  1. めがね拭きだけは持ってるでぇ。BMのショップで、手鏡とセットで売ってました。
    モリスのデザインは好きだ、と、今まで思っていたのですが・・・あの柄が、どれでもだけど、壁4面とかさらには天井とかにまであって、で別の柄のソファとかクッションとかあったら。。。まさに写真がそうだけど。。。なんか、落ち着かなくない? 考えてみたら、アール・ヌーヴォーとか、アール・デコとかの時代、つまり20世紀はじめかな、第一次大戦前ね、の都会のひとたちって、社交とか言って、なんかせわしなく動き回っていたような印象がある。そういうのが嫌だから、郊外で静かな瞑想の時間を、って、モリスは思ったんだろうけど、だけど。。。こんな柄だらけの部屋だったら、瞑想が迷走してしまうのじゃないかな・・・と。

     モリス柄は、カップとかファイルとかめがね拭きとか、手に持てる大きさだから良いので、逆にそれに取り囲まれたら・・・わたしはくつろげないな。周り中からささやき声が絶えない、みたいで。

     時代がどこか神経症的だったんでしょうかね。都会の夜の社交も、郊外の「瞑想」も。

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  2. よかった!メガネ拭き、送らんで、悩んだあげく自分のものにした。
    自分の好きなものに囲まれているのがひとの幸せ、なんじゃないんですかね?自分でデザインできちゃうって、いいなあ。
    でもまあ、彼の人生は幸せいっぱい、ってんでもなかったようですが。

    返信削除

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