アグラ・マハラジャたちが夢の跡 6月17日

ま、カバー写真はこれやろね。
水のリフレクションにも注目
アグラには二つの世界遺産があります。
ひとつはいわずと知れた「タージ・マハル Taj Mahal 」ともひとつはアグラ城 Agra Fort 。

バスでいく

もって入れないものリスト

ホテルからタージ・マハルの入り口まではすぐ。今日のホテルは朝食は別料金になり、幸か不幸かお腹の調子もいまいちだったので食べずに出発。9時発。10分で到着。サイト内に車は入れないためミニバス(電気自動車)に乗り換えて入り口へ。入り口では荷物検査とボディチェック。大きな荷物は持って入れないため、貴重品とカメラだけ持ってあとはコインロッカーに預けます。入場券とともに、ミネラルウォータのボトルと、靴のカバーをくれます。靴カバーは後に必要になるのです。






見取り図

見えてきました

美しいリフレクション

門を振り返り

こちらも反射が綺麗

水や噴水が涼しげです



モスクと集会所が対(つい、シンメトリーになって)
で廟をはさんでいる












蜂の巣天上やね=


中に入ります
タージ・マハルはムガル帝国5代目の皇帝シャージャハンが愛妃ムムターズ・マハルのために建てたお墓。彼女は14人子供を産んだそうですが、最後にお産がもとで1631年に死んでしまいます。遺言通りに後世に残る墓を夫が建立。ほぼ20年かけて完成。様式はデリーにある、フユマーン廟からと言われています。翌日観光しました。
「ムムターズ・マハル」はペルシャ語で「王宮の光、王冠」という意味らしい。

しかし、シャージャハンは後年、王座を狙う息子に対岸のアグラ城に幽閉されました。そこからどんな気持ちで毎日妃のお墓を見ていたのかー。自分も親には反抗していたらしいから、結局息子にも背かれたのね。歴史は繰り返す?

廟に入る前の階段を上がる前に靴を脱がなくてはならず、靴を預けるところはあるけど、すごい人でごった返してます。どれが自分の靴か、わかんなくならんかなあ。
わたしたちはもらった「靴カバー」をはけば大丈夫。スリッパのような感じですな。インド人には配給されないのであろうか?写真撮るの忘れました。

大理石と宝石






左の文字はコーラン

中にも同じようなほどこしがある


ヤムナ川を望む








赤がルビー緑がエメラルド?

廟の中は写真は撮れないし、暗いのですが、眼をこらして見ているとインド人のスタッフらしいひとが寄ってきて、ほれ、これ見てみ、と大理石の壁にペンライトのような小さな光をあて、色を見せてくれます。赤いのがルビー、緑がエメラルドと。オリジナルだとか。むむ、このひと、ちょっとあやしい、と思っていると。。。片言の日本語の単語と、英語で次々説明してくれ、光をあてて、これ、ほんものの宝石よ、とか言うのです。見終わったら「コインあれば」「ガイド代頂戴」!
ほれ、きた。無理矢理押し付けガイド!
突然英語のわからないふりをするわたしたち。
日本人なめたらあかんでー。わたしたちの専属ガイドでさえ、ここまで来ずに自由に行動してください、を言い訳にさぼってんのに〜。
むかーし、トルコのイスタンブールのブルーモスクで見学していると僧侶姿のひとが説明をしはじめ、係のひとと思って英語の説明を聞いていたらあとでお金を請求されたので、憤慨したことがありました。それと同じやー。ちょっとあやういなと思っていたのだけど。
強制ガイドは受け付けませんよー。
デリーのフユマーン廟でも、掃除してたおっちゃんに、あっちがお墓、こっちがだれそれの、って言われただけで、お金請求されたし。ここでも英語わからんふり。
え?お金くれないの?コインでもいくらでもいいんだよ、って。恥ずかしくないんかねー。当然と思っているのかねー。
わからん。お金、と自己責任で請求したらもらえるのかしらん。
どのくらいの確率でゲットできるのか聞いてみたかったが。日本人は楽勝?とかねえ。

またリスがいました








これが王様
シャージャハン

王妃・帝国の光
ここでインドの簡単歴史。
古代インド
インダス・ガンジス文明に、ペルシャ、ギリシャになってたときもあり
宗教的には仏教がまずきて、そのあとヒンドゥー教です
イスラムインド
ムガル帝国
イギリス植民地時代
インド独立の父、ガンジーの登場
第2次世界大戦を経て、独立して現在に至る

今回、回った遺跡やお城、世界遺産はほとんどムガル帝国時代のものだと言うことに気づきました。世界中、どこもそうですが、歴史的にこの15−16世紀っつうのは、群雄割拠、大変な時代だったみたいね〜。


アクバル一世
10時45分出発
タージマハルから10分ほどでアグラ城(世界遺産)到着。
アグラ城はムガル帝国第一代のアクバル帝の作。




こちらは宿泊所




バスがずらっと並んでいます

足こぎリキシャー

遊園地みたいよね

赤砂岩の門


砦って感じです




対岸にタージマハル



噴水















ここに閉じ込められていた


王妃をしのんで毎日見てたんでしょうねー
遠景・左、タージマハル




大臣の座


こっから見るのってでかくない?








またリスがいました

小さくてしましまなの






お嬢ちゃんを撮ったわけ
じゃ〜ないんだが





城見学を終え、11時45分。アグラ郊外のレストランでランチ。今日はインド料理。ターリといういわゆるワンプレートランチなのです。


 左下から時計回りに
タンドーリチキン
豆カレー
ピラウライス
チキンのカレー
野菜のカレー
ジャガイモのカレー風味
野菜の煮込み
っと
真ん中はインドのパン、ナン

極めてヘルシーやけど。
デザートはバナナって、小さいバナナがそのまま2本出たあるよー。
お口直しのマサラティーが美味だった。このあと、デリーの5星ホテルで試すもここの勝ち!

1時前にレストランを出発。高速ぶっとばし。15時すぎ、トイレ休憩、運転手さん休憩のあと、またデリー目指し走ります。ずっと同じような行程の日本人グループもいました。

16時30分、ホテル到着。
ホテルは官庁街にある5つ星でっせ。The Claridges.
ロンドンのクラリッジとは関係ないみたいでしたが。

ホテルロビー

お部屋の中です
ソファがあってお茶できるラウンジスペースなの





きわめて広い

とっても雰囲気イギリス
コロニアルスタイルやな



絨毯が雰囲気出してます

書斎みたいなデスクに

文房具も揃っております












水の備えはどこもある




枕、こんなにいらんけど












選べるようです










ティーセットもすてき


ロビーの花びらアート
毎日変えるみたい


もっと遅くに到着と思っていたから、夕食も入れてもらっていたんだけど、一旦チェックインして、着替えてから夕食場所へお迎えしてもらいます。

突き出しのスパイスや酢漬け
パパダンはなかったなあ

タンドーリ・チキンとラム・コフタ

あ、ごめん、忘れてた
これはジャガイモにミンチが入ってる
豆腐みたいなチーズもきたけど撮るの忘れた

野菜

マトンのカレー

野菜のカレー
チキンカレー

野菜ビリヤニ(インドの焼き飯)

著名人や大使館関係のひとも来るというインド料理屋で本格タンドーリ(釜)料理。ま、まあまあかな。ごめんねー。ロンドンのインド料理もけっこうレベル高いもんで。隣で何語かわからない白人グループが食べていました??
なにせ、お腹の調子がいまいちなんであまり食欲がなくって。。。

タンドリーチキンが大好きなわたしは期待してたのですがー。次から次へと出してくれるんだけど、どうも昨日くらいから胃の調子がいまいちで、食欲がない。おかわりは?と聞いてくれるんだけど、もうけっこう、って食が突然細くなったわたしたち。

ビールはしっかり飲みました。笑


ホテル内


階段もおしゃれ

入場券

こちら、裏面




夕食後ホテルに戻り、就寝。
はて、マハラジャの妃になった夢でもみますかね??


あ、これじゃなくて
イギリス、昨日は31℃までいきましたよー。今日もまだまだ四捨五入で30℃。USB 扇風機全開。

まだまだ今週も晴れマークで20℃後半が続くよう。めずらしー。インドに戻った気分??




USB 接続扇風機
冬は加湿器になる!


でもイギリスにないのは冷房〜。家にはもちろん、クーラーなんてものはありゃしません。会社にはエアコンあるけど、イギリス人は窓開けてエアコンもつけてるもんね。意味ないやん。自然の風がいいらしい。どうも。わたしはなくてもけっこう大丈夫ですけど。

夜も24℃

インドへの道・準備編 目次」←目次はこちらね

© Mizuho Kubo , All rights reserved...,July, 2013

コメント

このブログの人気の投稿

花日記 イギリスの四季の花・初夏~夏編

イートン・カレッジ

番外編・イギリスのドア番号と家のサイン