108 チャリティの行方

チャリティショップは町中に何軒もあります。引越しで片付ける → ごみ → 不要なもの → 捨てるのもったいない → チャリティショップに持ってく という図式があり、古いもの、不要なもの、なんでもござれ。わたしが要らないものでも、他の人には必要ってこともあるだろう、というので、チャリティショップ大流行です。洋服とか、ほんとに安いです。難は「どこのだれともわからんひとが着てた」「サイズがあるとは限らない」ま、いいかな。でもなんか、ひとが着てた、とかつけてた、と思うと抵抗がありますね。ジュエリーもそう。くつやかばんも売ってるし。だいたいがブランド品だけど、使い古し。でも new とか書いてある場合もあり、???と思うのですが。

骨董品とはまた違う。食器類は使いようによっては安い。ただでついてるようなカップとかを50p とかで売ってる場合もあり。割れてもいいや、という向きにはお薦め。当座のまかないになるしね。でも、たまに掘り出しもんもあり。チャリティショップで買ったお気に入り、ロイヤルコペンハーゲンの菊皿(マーケット編にて登場したけど。。。右は黄色のカラントとともに)
もとは飾り用のお皿と思うのです。よく見たらちょっと傷があるけど、使う分には何も不便なし。スパゲティにもサラダにもあうし、気に入っております。
3ポンドは安い!アンティークとがらくたの違いは何?と思うけど。アンティークだったらもったいなくて毎日使えないかも。これは毎日のように使っております。
こつはまめにお店をチェック。一点ものも見つかるかも。一点ものしかないか。

小さなガラスのグラス。一個50p なり。


デルフト的青と白。このお皿も3ポンドだったかな。



似たような見つけたので、これも2ポンドかそこら。スープ皿。パスタにも活躍。


こんなもの買ってるから荷物増えるのよね。わかっちゃいるけど。。。






日曜日はだいたい、チャリティショップはお休みで、そのときにはお店の前に袋や段ボールに詰めてボランティア品がわんさとおいてあるんですが。
チャリティショップの前にビニール袋がおいてあって、これに詰めて家の前においておくと引き取りに来てくれるつううんです。わざわざ持っていかなくても家の前に置いておけばコレクションしてくれるんやあ、そらええわ。と。月・火・水・木・金・土 いつでも来まっせ。日曜日以外毎日回ってくるんやろか。それはご苦労なこった。と思ったらやっぱり。

イギリスの8月の休日明けの火曜日に外に出しておいたのですが、帰ってきたらまだあった。水曜日も木曜日もあった。金曜日もある。ということはいつ来るの?
一応だれのかわからんけど、わたしは自分が出した袋と言うのがわかってるから、なんか気恥ずかしい。ずううぅううと門の前においてあるっつうのは。土曜日も来なかった。となると、月曜日来なかったら1週間来ないってことで、自分で持っていくっきゃないかなあ。ためしに、ロンきまのネタにいちおう月曜日まで我慢の子(こんなことでテストせんでもええんかもしれんけど)。そう言えば同僚のひとりが、チャリティバッグ取りに来なくてねえ、と言ってた。やっぱしそうなんや。どこも。
チャリティのコレクションと偽って自分のものにして、売りにいってた、っつう問題なテレビのニュースもあったことだし。。。なんてね。

自分で持って行った方が早いと思うのも無理はない。この手の袋、門前に出してあるの、見たこともないなあ。そういえば。毎日町中を回ってるってのも考えられなんし。でも、ここのチャリティショップの売ってる品みると値札の横にいつ、入ったか日付が入ってるんです。だから、毎日回ってるのも無理ないかな、と思ってたんだけど。
まあ、車があったらねえ。店まで運ぶよ。それか小分けして毎日運ぶ。。。それもなあ。
やはり不用品を処分するっつうのはえらい大変なことなんです。

リサイクルはまた別でしょうが、今度の家はリサイクルの箱がない!大家に言ったら、いちいちそのときだけ門前に持っていかなあかんねんで、邪魔くさい、ときた。庭の端にでも、おいときゃ、いいのに。どうも、目に入るところにずっと置きっぱなしというのがいやみたい。台所もそうだから。ビンとか、ボトルとか、けっこうかさばるのよね。ごみを減らすのにもいいと思うのに。
でもまあ「だれかやれよ」「だれがやるか」「だれもやりとうない」ってことになるわね。

前の家でも、スペイン人フラットメイトがいっしょけんめい仕分けしてました。みな、台所のごみ箱に何でもかんでもほりこむので、それをリサイクルの前日にピックアップして外に持っていってたの。えらいなあ。わたしは都度、ためて、まとめて、ちょこちょこ外の箱に入れてましたが、入れるだけ。ワインビンとか、出すからねえ。責任上。

リサイクル
こういう「紫」(ビン、缶もの)
「黒」(カードボード、紙類)の箱。

ふつうのゴミ箱はこれ。
一軒に一個、町から支給されるらしい。税金も払ってるし、と大家は言う。ところが、うちのゴミ箱いつのまにか誰かが盗ってちゃったらしい。あんなもの盗っていって何になる?

で、隣のゴミ箱にほいほい捨ててますが、いつか言われるんじゃないかって冷や冷や。何か言われたら「え、そうなの?引っ越してきたばっかで知らんかったぁ」としらを切ろう。

月曜日、まさに1週間後、やっと「例の」袋がなくなってました。が、2つ置いておいたのに、ひとつだけ。でも、月曜日はごみ収集とリサイクルの日だから、ごみ屋がもっていったとも考えられるのですわ。チャリティやが持っていったのか、不明。とにかくなくなったのはうれしいことだが、なんで、ひとつのガラクタ類は置いていったのだろう。持っていかれた方は古着類だったので、軽かったし?やはり売れないものと売れるものは知ってるんやろか。昨日から雨模様なので、気になっていたところでありんした。でもあれ、置いてかれた分はやはり「リサイクルごみ」として処分すべきなのか。。
ちょっとまた置いて、見張ってしまいたい、わ。暇なんか、わたし。
でも、これでわかったから、悪天候のときはやはり、自分で店の前まで運ぶべきだなあ。
そらそうよねえ、お金払っても、前もって頼んでも、デリバーの配達をちゃんとしてくれるっつうのはピザの宅配くらいやで、この国。ましてや、チャリティのものをはい、持ってってください、っつうてもねえ。わかったわ。はい、これから袋に詰め、がらがらで運びます。


そう、9月一週目から新しいゴミ箱がお目見え!青いの!ついにうちの前にも登場。青はリサイクル用だって。これで隣近所に文句言われる筋合いはないぞぉ?
この月曜日の朝、出かけに隣近所見たら、紫と黒の箱には何も入ってないところが多かった。あれぇ?もうごみ収集来たのか?と思ったらそうではないみたい。そうか、ブル~のでかいリサイクルビンがあるからこれに入れるってことね?でも、月曜日に帰ってきたら、中は空っぽじゃなかった。リサイクルの日が変わったんやろか?
うちの台所にはごみ箱がなく、スーパーの袋がかえてあり、そこにゴミをいれ、いっぱいになったら外の箱に捨てに行く。大きなごみ箱を置いておくと臭うからって。都度捨てるようにしてるみたい。でも、ビンも缶もみんないっしょに捨ててあるんだもん。リサイクルせいよ。
しかし、ゴミ箱だけを集中して撮っているひとも珍しいやろなあ。

© Mizuho Kubo , All rights reserved…..…..September, 2010

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