お誕生日祝いのパリ
出発前に見つけた |
8月2週目に週末の一泊2日で久々パリに行きました。一泊だし、写真も少ないので、コラムひとつで行きます。
友人の節目のお誕生日祝いのためです。いつもはもと同僚の友人3人でそれぞれの誕生日を祝うのですが、一人が日本長期帰国中で、二人で行きました。
偶然、行く前にユーロとか探していたら、昔の昔の50フラン札を発見。もちろん今は使えないけど。物持ちのいいわたしは新札のきれいなのを持っていました。昔は、10フラン=1ポンドで計算しやすかったんだよなあ。
会社の同僚も同じ時期誕生日で、この週末長く休むため、わたしは余計には休めず、土・日だけの一泊で。ユーロスターはエコノミーとビジネスの間のスタンダード・プレミア、というので行きました。席はビジネスクラス並みに広く、機内食のような食事が席までサーブされます。アルコールも付きよ。
土曜日は午後2時半の出発便。セント・パンクラス駅からです。
車内食・キッシュとポテサラ |
チェックインの列は長くて、なかなか時間がかかりました。自動改札を通ると飛行場でやるような荷物検査があります。陸路だから、液体はダメ、とかの制限はなし。スーツケースごとスキャンに入れて、通します。入国審査も2回あり、イギリスの出国とフランスの入国をここで続けてします。
出発ラウンジも人の群れ、でようやく空いてる席を見つけて、友人が持ってきた缶ビールで乾杯。15分ほど前にやっと乗車のため、ホームに入れます。出発すぐに食事が配られ、ワインかビールは選べたのですが、彼女、誕生日だから、シャンペンはもらえないかしら?と聞いたのですが、ダメでした。昔、パリに住んでいた先輩がロンドンに来た時、朝の便だったのでアルコールが出なかったのを、シャンペンちょうだい、と言ってもらえた、と言っていたのですが、古き良き時代かも。
午後5時47分、定刻で到着、いちばん後ろの車両だったので、延々歩く。入国審査はロンドンで済ませているので、そのまま出ます。地下鉄(メトロ)の駅に向かい、まず、チケットを買わねば。
駅の機械 |
今回の最寄、4番線は、新しく内側の2重ドアが付いておりました。オデオンで降ります。この駅は20代の頃、ちょっとだけ、フランス語を勉強しに来ていた時の学校があり、毎日のように乗り降りしていたのでめちゃ懐かしい。
ホテルは駅から3分ほど。今回は二人だし、ちょっと奮発しました。一人だと割高だし、こんなホテルには泊まれないでしょうけど、プチ贅沢。
さて、一息ついたら、夕食のレストラン探しです。いくつかホテルの近くで(飲んでもすぐ帰りつけるよう)探しておいたのですが、予約はしていないので、どうかなあ。
歩いて5分ほどの、飲屋街のような通りにあるビストロに行ったのですが、狭くて、人がいっぱい。諦め、次のところに。本がいっぱい並んでいるところ(実は探してたところと思っていたが、反対側だった)に入りました。
前菜にフォアグラのパテをシェアし、メインはタルタル・イタリア風と仔牛のレバーを頼みました。
悪くはなかったんだけど、とても量が多く、肉にく肉、だったので結構お腹いっぱい。なのにわたしはデザート、カフェグルマンを頼みお誕生ガールはお好きなラム・ババ。
カフェグルマンとは、エスプレッソにちまちまケーキや焼き菓子のミニ版が載っているんです。こちらはミニマドレーヌ(右奥)にフルーツサラダ、チョコムース、ミニクレームブリュレの四種でした。
カルネ |
いや、部屋に落としているよ、と言う友人の励ましのもと、帰りつき、部屋を見ましたが、床には落ちていない。
おっと、あったー! wifi のパスワードが書いてある壁の額を見て、パスワード入れているときにその前の机に落としたようです。あってよかった。涙。
翌日。まず、モンマルトルの丘近くにある、お菓子屋さんに行きたかったのです。地下鉄を乗り継ぎ、行きます。来た時、降りたオデオン駅は階段が多くて、めっちゃ大変だったので、違う駅を考えようかと、ググったらいっぱい駅が出てきました。行き先によってちょっと歩けば乗り換えなしで目的地に着けそうで、ほんに、便利な場所です。
朝ごはんついているので、地下の朝食会場に行きました。雰囲気のある洞窟です。若いお姉さんがシャキシャキと。コンチネンタル、と思ったら、ホットな朝食メニュー5つくらいの中から選べました。わたしはベーコンとスクランブル・エッグに。オレンジジュースは生搾りでした。
丸い可愛いバターが出て、美味しかったので、一つだけ持って帰りました。本当は全部持って帰りたかったわ。スーパーでもエシレ、見つけられなかったし。
朝ごはんついているので、地下の朝食会場に行きました。雰囲気のある洞窟です。若いお姉さんがシャキシャキと。コンチネンタル、と思ったら、ホットな朝食メニュー5つくらいの中から選べました。わたしはベーコンとスクランブル・エッグに。オレンジジュースは生搾りでした。
枕元USB で充電できる プラグいらなかった |
モジリアニの絵 |
目的のお菓子屋さんは地下鉄の最寄駅から、坂を上ってすぐでした。しかし。事前のWEBには何も書いてなかったのに、お菓子屋さん、夏休み中でした。残念。
仕方ないので、この辺りのお店を見てまわります。マカロンを売っている店で、シャンパン味のマカロン買って食べる。魚屋さんもありました。これは、持って帰れないからなあ。洒落たワイン・ショップのようなところで、お土産の塩やハーブの缶セットも買いました。
そうだ、来年はパリオリンピック、エッフェル塔の近くにあるはずの五輪を見に行こう、と、トロカデロまで行ったのですが、なかったのです。
あとはホテルの近くに戻って、ランチと買い物ですね。夜一回、昼一回しかないから。
魚も美味しそうです |
マカロンが並ぶ |
あとはホテルの近くに戻って、ランチと買い物ですね。夜一回、昼一回しかないから。
昨日肉だったので今日は魚、と。オイスター専門店のような小さなレストランでいわゆるフリュイ・ド・ラ・メール(シーフードプラッター)満喫。メニューは豊富ではなかったのですが、イワシのマリネ缶詰に、牡蠣3種類(4個ずつ)に大エビの大皿セットに、一種類6個追加してもらい、二人で分けました。
ユーロスターこちら |
パリの乗り場はいつも混んでいるのですが、長蛇の列。フランスの出国とイギリス入国をここでします。出国は良かったんだけど、イギリス入国、飛行場にあるような、e-gate が設置され、日本パスポートはe-gate に行けるはずなのに、案内の人が、あっち、って台湾人と間違えられたみたいやねん。なんでやねん。
「日本、日本」って菊の御紋をかざし、e-gate に並び替えてもらいました。失礼しちゃうわ。でもまあ、パリ好きのアメリカ人も多かったから、かかる時間は変わらないのかも。
水とデザートもついてます |
帰りも車内食、満足。ロースト・ビーフにクスクスの付け合わせ。美味しかった。付け合わせのソースもなんか、よかった。
飲み物はビールにしました。ユーロスター特製仕様のペールエールでこれまた満足。疲れて、お酒も回って、最後はちょっと爆睡してました。
スーパーは時間がなくて、あまり買物ができなかったのですが、友人が探していたタヴェルのロゼ、だけ見つけて買ってきました。人のいるキャッシャーが誰もいなくて、セルフのみ。セルフの機械で精算したのですが、お酒あるから、結局係員が来るまで待つ羽目になり、隣に日本人の親子らしい方もいました。そうそう、買物中に何故か、カップルに声をかけられ「中国の緑のマスタードってなんて言うの?」と聞かれ、咄嗟に出てこなかったのですが、いや、わたし、中国人じゃないから、わかんない、と説明し「からし」と伝えたのですが、ひょっとして「緑」って言ってたなあ、と思い、それって、「ワサビ」のことじゃ?と、アジアコーナーに置いてあったワサビのチューブを持っていってあげました。
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