385 メイドンヘッド グレードII 建物


イギリスの建造物はレンガ造が主です。地震もないので、古い建物が残っているのですが、特に古い建物を国をあげて推奨し保存していますから、年代物の建築物の宝庫です。イングリッシュ・ヘリテージがからんでると思うのですが、建物の古さと種類により、カテゴリをもうけています。1600年より前のもの、1700年代、1800年代、第2次世界大戦(1945年以降)という分け方も統計に入っていました。

ヘリテージの Listed Buildings (登録済建物)グレードは Grade I  とGrade II の2つと思って一応、念のため?調べたらカテゴリは3つでした。

Grade I  、Grade II の他にGrade II*(*アスタリスクがつく)というのもあったのです。珍しいんだけど。Grade I と Grade II* に比べ ると Grade II が一番カテゴリとしては残存しているものが多いそうです。珍しもの好きのわたしとしては、アスタリスクを狙うかな?

毎年9月に恒例、ロンドンオープンハウスというのがあり、新旧の歴史的建築物、モダンな建築物、国家的建築物を「無料で」見れるという。そういうイベントなんです。何度も行ってはいるのですが、ロンドンが主なので、いまや、田舎に引っ込んだわたしには縁がないのかと思っていたら。。。

たまたまググったら、メイドンヘッドにも歴史的建築物がいろいろあるということが判明。さすが。家のすぐ近所にもいろいろあったので、さっそく写真を撮りに行きました。

All Saints Church
パリッシュ(地区)教会
家から歩いて5分くらいのところにある。


















Brocket ブロケット
カウンシルのオフィスになっているらしい。学校の敷地というサイトもでてきたけど、ようわかりません。今でも使われている雰囲気です。
昔の建物を保存しつつ、活用するっていうのはいいですねえ。家も使わないとさびれると言うから。
























メイドンヘッドのハイストリートにヘリテージ協会の案内サインがいくつか建立してあって、写真入りで、説明がしてあるんです。いわゆる町おこしって感じですよ。いくつか写真に撮ってみました。
読んでいると、歴史がわかって、なかなかためになるよ。こういうの結構好きかも、で撮ってみました。





⬅こちらはチャールズ一世が子供たちに会ったとされている、宿(イン)の跡地にある石碑。ハイストリートにあり、今は銀行になっています。



こちらはコミュニティー・センター
これも由緒ありき建物
























二つの建物がつながってて、間はモダンなの

お宝の建物はイギリス中どこにでもあるんでしょうけど、住んでる近所にあったりすると、ほっほ〜、となんか自慢したくならない?ならないか〜?
いつまでも、いくらでも奥深いイギリスだわ。日々これ発見。
アップが遅くなりましたが、入れておこう。

© Mizuho Kubo , All rights reserved…February, 2015

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