ダブリン近郊の休日・セルブリッジ
アイルランドのダブリンにいる友人を週末訪ねました。
ダブリンは初めてじゃないけど、郊外に行くのは初めてです。
彼女が現在住まっているのが、セルブリッジCelbridge という首都近郊の小さな町。歴史的な建物も残るところです。別の近隣の町、メヌース Maynooth というところは大学の町。
マナーハウスやゴルフ場のあるリゾートホテルが近くにあって緑の多い素敵なところです。
6月13日(金)
金曜日に一日休みをもらって、ヒースローからダブリンへ。国内旅行のようなもんですねー。今回は忘れずパスポート2冊!!(前の恥ずかしい顛末はこちら👉「」と思ったけど、古パスポート忘れた逸話は入ってなかった。。。また次回)
友人は4時までお仕事ということで、家に近いところまで空港バスで来てくれということで、待ち合わせ。
アイルランドにも某スーパー T がある。
ここ行きの空港バス、2時間に一本なんです。バスを待っている間に空港のパブで本場ギネス。ハーフパイント(アイルランドではグラスという)EUR2.85 でした。
うーん、むぅあい!満足。
バス停は遠かったけど、なんとかバス見つけて乗車。
バスは時間通りに発車し、友人宅の近くのバス停までは約50分です。
スーパーの大きな看板が見えたのでミスするはずなく、簡単にわかりました。駐車場に車を止めている友人までばっちし、車窓からわかった。再会を祝うわたしたち。
そこからは10分ほどで家ということでしたが、自分の飲み代をスーパーで仕込んでいざ出発。途中、大学とお城に寄ってちょっと見学。
こちらお城。夕方だったので閉まってたけど、広大な庭園のよう。
友人宅は住宅街にある一角です。
大家の別棟が隣で、ひとつの家になっていて、小さいかわいい庭もあり、いい感じ。
呑み助のわたしに(友人は飲まない)近くの中華をだすパブもあると言ってくれたけど、うちご飯にしました。スーパーで買った瓶ビールのアイリッシュエールもおいしかった。
6月14日(土)
翌朝。一番最寄りの町、セルブリッジ散策。カースルタウン Castletownという18世紀の貴族、地元の名士でガバナー(知事)ウィリアム・コノリー William Conoly (通称スピーカーSpeaker )が住んでたというお屋敷に行きました。カフェもあり、庭も広いです。ガイドツアーで、ハウスの中の見学もできるんだけど、友人は行かないというので、わたしひとりで行くことに。2時のツアーまで時間があるのでカフェでお茶と軽食。ダブリン名物シーフードチャウダーを取った友人は塩辛い、と文句。確かに塩辛かった。
さて、2時になったので受付に再び行くと、さっきのにいちゃんがまたいて、ツアーはないと言う。えー?と思っていると、横にいたお姉さんが、だれか空いてないか聞いてくるわ、と言ってくれ、またでてきたら「わたしがガイドしましょう」えー。お客さんわたしひとり、予想通り。
このハウスは18世紀にイギリスで流行った、パラディアン様式という建物で、パラディアンというのはイタリアの建築家の名前です。ロンドンではチジックハウスに代表されるあれで、ドロミテ遠征の際、立ち寄った「ヴィチェンツア」が彼の生地。アイルランドにもあったんですね。パラディアン。
また記事をひいておこう。👉「ヴィチェンツアからヴェネツィアまで」
受付のおにいさんは「デゥブリン」ってなまってたけど、このお姉さんの英語は聞き取りやすい。専属ガイドでいいのかしらん。
マンツーマンでお屋敷の歴史を説明してくれました。
初代コノリーが亡くなってから、実際にはその3代先の甥である、トム・コノリーとその妻ルイーズの時代に現在のインテリアがほぼ完成されました。このルイーズは実はイギリスのチャールズ2世の3代先の孫娘、もちろんチャールズ2世は正室の王妃との間に子供はなかったので庶子の系列です。
フラッシュはだめだけど、写真は OK というので、ガイドさんの話の合間にばしばし撮りましたわよん。
トム・コノリーには子供がなかったので、また別の子孫が受け継いでいますが、そのあと20世紀にギネスの一族が購入して手を入れたりしています。
そう、ギネスの創業者アーサー Arthur Guinness はこのセルブリッジで生まれているのです。ハイストリートの生まれたパブの前に銅像がありました。やはりギネスづいてたわけやなあ。
門の隣の教会で、子供たちがコンサートのリハーサルしていました。ヴァイオリン部隊で、踊ってはいなかったけど、リバーダンス(タップダンスのようなアイルランドの踊りです)思い出すわ。とってもアイルランド。
途中パブでギネス。パティオで一休み。
飲めない友人はコーヒーを頼み、わたしはパイントがんばりました。
夜は友人の会社が使っているホテルのご招待で夕食。呑み助の友人がイギリスから来ると言ってもらったおかげで、たらふく食べたあとは、レップの女性のスーパーカーで、近くの運河沿いのパブに連れていってもらいました。で〜。またまたギネスだよん。
6月15日(日)
今日はイギリス帰国の日です。
朝からなにやらピクニックの用意をしている友人。
サラダやら、果物。アイルランド名物、スープをあっためフラスク(魔法瓶)に入れております。ゆで卵までつくる勢い。
昨日はレストランの夕食だったので、金曜日には、ひとりでは飲みきれなかったワインもあるし、それも持ってピクニッ〜ク!!
天気もまあまあ、暑くもないからいい感じです。
昨日のホテルと同系列の別のホテル、こちらはゴルフ場もアパート形式のお部屋もあるという。広大な庭園が広がっているんだけど、ちょっとピクニックするには恥ずかしい?ホテル内のレストランかカフェで食事とも思ったけど、さすがにロンドン並みのお値段。
せっかくピクニックフードを用意してきたことだし、次のホテルに行きましょう。ここもゴルフ場完備なのですが、外観とは打って変わって内装はモダン。芝生で食べ、カフェでコーヒーしました。
こちらの写真は撮るの忘れた。ごめんちゃい。
セルブリッジから鉄道やバスもあり、ダブリンまで40分ほどだそうですが、どこやらと同じで列車は一時間に一本とからしい。今回はダブリンの町には寄らず。
夕方のフライトだったのでゆっくりできました。D くん、ありがとう。帰りも緑の翼に乗り、無事ロンドンへ帰着。
ヒースロー空港に到着して、また長い廊下を「入国・荷物引き取り」サインに添ってながなが歩き、あれっと思う間もなく、ターンテーブルまで来たよ。手荷物だけのわたしはそのまま出口へ。あれ?入国審査なかったけど。
アイルランドとイギリスの間って、国内感覚なんですね。
© Mizuho Kubo , All rights reserved…June, 2014
ダブリンは初めてじゃないけど、郊外に行くのは初めてです。
彼女が現在住まっているのが、セルブリッジCelbridge という首都近郊の小さな町。歴史的な建物も残るところです。別の近隣の町、メヌース Maynooth というところは大学の町。
マナーハウスやゴルフ場のあるリゾートホテルが近くにあって緑の多い素敵なところです。
6月13日(金)
金曜日に一日休みをもらって、ヒースローからダブリンへ。国内旅行のようなもんですねー。今回は忘れずパスポート2冊!!(前の恥ずかしい顛末はこちら👉「」と思ったけど、古パスポート忘れた逸話は入ってなかった。。。また次回)
友人は4時までお仕事ということで、家に近いところまで空港バスで来てくれということで、待ち合わせ。
まずギネス一杯。 |
アイルランドにも某スーパー T がある。
ここ行きの空港バス、2時間に一本なんです。バスを待っている間に空港のパブで本場ギネス。ハーフパイント(アイルランドではグラスという)EUR2.85 でした。
うーん、むぅあい!満足。
バス停は遠かったけど、なんとかバス見つけて乗車。
ダブリン空港 綺麗になっててびっくり |
こんだけバス路線あるでー |
空港のバス乗場 |
思ったより小さいバスだったの |
バスは時間通りに発車し、友人宅の近くのバス停までは約50分です。
スーパーの大きな看板が見えたのでミスするはずなく、簡単にわかりました。駐車場に車を止めている友人までばっちし、車窓からわかった。再会を祝うわたしたち。
そこからは10分ほどで家ということでしたが、自分の飲み代をスーパーで仕込んでいざ出発。途中、大学とお城に寄ってちょっと見学。
大学をちょっと拝見 |
中庭のテラス |
大学構内 |
メヌース城 |
鳥もいました |
友人宅は住宅街にある一角です。
大家の別棟が隣で、ひとつの家になっていて、小さいかわいい庭もあり、いい感じ。
呑み助のわたしに(友人は飲まない)近くの中華をだすパブもあると言ってくれたけど、うちご飯にしました。スーパーで買った瓶ビールのアイリッシュエールもおいしかった。
6月14日(土)
翌朝。一番最寄りの町、セルブリッジ散策。カースルタウン Castletownという18世紀の貴族、地元の名士でガバナー(知事)ウィリアム・コノリー William Conoly (通称スピーカーSpeaker )が住んでたというお屋敷に行きました。カフェもあり、庭も広いです。ガイドツアーで、ハウスの中の見学もできるんだけど、友人は行かないというので、わたしひとりで行くことに。2時のツアーまで時間があるのでカフェでお茶と軽食。ダブリン名物シーフードチャウダーを取った友人は塩辛い、と文句。確かに塩辛かった。
館の入り口 |
サギのような鳥がいました |
庭園の中にせせらぎが |
ハウス遠景 |
鴨はメイドンヘッドにもいるから 珍しくもないけどさ |
カフェの前 |
オープンテラスのカフェ |
さて、2時になったので受付に再び行くと、さっきのにいちゃんがまたいて、ツアーはないと言う。えー?と思っていると、横にいたお姉さんが、だれか空いてないか聞いてくるわ、と言ってくれ、またでてきたら「わたしがガイドしましょう」えー。お客さんわたしひとり、予想通り。
このハウスは18世紀にイギリスで流行った、パラディアン様式という建物で、パラディアンというのはイタリアの建築家の名前です。ロンドンではチジックハウスに代表されるあれで、ドロミテ遠征の際、立ち寄った「ヴィチェンツア」が彼の生地。アイルランドにもあったんですね。パラディアン。
また記事をひいておこう。👉「ヴィチェンツアからヴェネツィアまで」
受付のおにいさんは「デゥブリン」ってなまってたけど、このお姉さんの英語は聞き取りやすい。専属ガイドでいいのかしらん。
パラデイアム様式 |
マンツーマンでお屋敷の歴史を説明してくれました。
初代コノリーが亡くなってから、実際にはその3代先の甥である、トム・コノリーとその妻ルイーズの時代に現在のインテリアがほぼ完成されました。このルイーズは実はイギリスのチャールズ2世の3代先の孫娘、もちろんチャールズ2世は正室の王妃との間に子供はなかったので庶子の系列です。
フラッシュはだめだけど、写真は OK というので、ガイドさんの話の合間にばしばし撮りましたわよん。
鏡オリジナル |
キッチンからダイニングに運ぶ 前にここであたためたというストーブ 元祖電子レンジ? |
まさに典型的な18世紀の貴族のタウンハウスです |
左の時計、ちゃんと鳴った! |
プリントの間 ルイーズのコレクションだそう |
コスチュームも展示してある |
王様も |
謁見の間? |
このテーブル気に入ったわ |
馬も有名らしい |
玄関ホール 階段の踊り場から |
トムが壁からホールに到着するお客様を見ていると |
ちょっこしぼやけてしましましたが |
窓の両側に鏡を入れ、広く見えるようにしている |
衣装展も |
ヴェネツィアングラスのシャンデリア |
見事なんですよ、これが |
パンフレットと |
ガイドツアーの切符 4.50 ユーロなり |
そう、ギネスの創業者アーサー Arthur Guinness はこのセルブリッジで生まれているのです。ハイストリートの生まれたパブの前に銅像がありました。やはりギネスづいてたわけやなあ。
アーサー・ギネスの像 |
ここで生まれたんですよ |
門の隣の教会で、子供たちがコンサートのリハーサルしていました。ヴァイオリン部隊で、踊ってはいなかったけど、リバーダンス(タップダンスのようなアイルランドの踊りです)思い出すわ。とってもアイルランド。
ちょっと暗いですが |
右が教会 |
ここも名士の家そう |
閉まっていたのでガラス越しに |
タウンハウスです 商人の家だったみたい |
壁にいるのはギネスの鳥かな? |
ハイストリート |
飲めない友人はコーヒーを頼み、わたしはパイントがんばりました。
やっぱ、これよね! |
リフィー川 |
自転車もギネス |
水が涼しげだった |
歴史的建築物がいっぱいある |
ここはコミュニティーセンターになっていた |
中はスポーツセンターでした 空手道場もあった |
運河のボートたち |
6月15日(日)
今日はイギリス帰国の日です。
朝からなにやらピクニックの用意をしている友人。
サラダやら、果物。アイルランド名物、スープをあっためフラスク(魔法瓶)に入れております。ゆで卵までつくる勢い。
昨日はレストランの夕食だったので、金曜日には、ひとりでは飲みきれなかったワインもあるし、それも持ってピクニッ〜ク!!
天気もまあまあ、暑くもないからいい感じです。
Kildare Hotel 通称Kホテル |
昨日のカースルタウンと同じような |
広大な庭園 |
昨日のホテルと同系列の別のホテル、こちらはゴルフ場もアパート形式のお部屋もあるという。広大な庭園が広がっているんだけど、ちょっとピクニックするには恥ずかしい?ホテル内のレストランかカフェで食事とも思ったけど、さすがにロンドン並みのお値段。
せっかくピクニックフードを用意してきたことだし、次のホテルに行きましょう。ここもゴルフ場完備なのですが、外観とは打って変わって内装はモダン。芝生で食べ、カフェでコーヒーしました。
こちらの写真は撮るの忘れた。ごめんちゃい。
セルブリッジから鉄道やバスもあり、ダブリンまで40分ほどだそうですが、どこやらと同じで列車は一時間に一本とからしい。今回はダブリンの町には寄らず。
夕方のフライトだったのでゆっくりできました。D くん、ありがとう。帰りも緑の翼に乗り、無事ロンドンへ帰着。
ヒースロー空港に到着して、また長い廊下を「入国・荷物引き取り」サインに添ってながなが歩き、あれっと思う間もなく、ターンテーブルまで来たよ。手荷物だけのわたしはそのまま出口へ。あれ?入国審査なかったけど。
アイルランドとイギリスの間って、国内感覚なんですね。
© Mizuho Kubo , All rights reserved…June, 2014
ん~~~。すってき~。やっぱりわたしはなにより史跡系だわ。まあ全体に近代だけど。でもまあ。石の色がいいね。でもって、すごいきれいに磨き上げてあるのね。なんかイギリスだとどっかこっか苔っぽいのがあったりするけど。
返信削除やっぱりギネスか。アイルランドならアイリッシュたくさんあるだろうに。カーフィリーズとかキルケニーとか。もったいな~~~い。と。ほかにアイリッシュ・ビアがあるならギネスは頼まないわたしは、思ったのでした。
カーフリーズもキルケニーも好きだけど、見なかったなあ。
返信削除やっぱ、ギネスの生(聖)地で他は飲めんだろう?!スタウトだし。
と通でないとわかんないコメント返しておきます??
そっか。もろ、「ご当地」なんだ。ほかが飲みたかったら人目につかないようにおうちでこっそりね、ってか?・・・・名古屋のひとは人前ででっちようかんは食えへんのやろか・・・(関西出身でないとわかんないかもしれない的外れコメントですが)。いや。アイルランドが大いなるいなかなんだな。良い意味で。郷土愛がidentity になってる。そらあんた、なんつーたって、ここでビールといったらギネスでんがな、って? こんどキルケニーに行ってみて。ギネスは売ってないかもしれない(?)。・・・でもスタウトはカロリー高いよ。こんなに飲んで大丈夫だった? と負け惜しみ。地元だと柔らかくておいしいだろうね。わたしがあまり好きじゃないのはイギリスのスーパーで売ってる缶のギネスだから。
返信削除D くん is a girl !
返信削除書き込みありがとうございます。
返信削除本文には「彼女」って書いたから、男性とは思わんやろー。
わたしの彼とは思わんでー。笑