行って来ました〜
前の「
ロイヤルオペラハウスとグローブ座のコラボ」で紹介した、新劇場。
今年2014年の3月に出来立て。グローブ座はもともと、シェイクスピア時代の劇場を再現したもので、真ん中の舞台の前の立ち見席には屋根がありません。
こちら、サム ウォナメイカー インドア プレイハウスという名の劇場は敷地内にあり、室内劇場です。すなわち屋根がある!どんなんかなーとロイヤルオペラハウス ROH のサイト内の You Tube で工事現場のドキュメンタリを見ても、行くまでは想像もできなかったのですが、ふむむ。なるほど。
グローブ座の舞台をひとまわり小さくした感じ。
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右手がオーケストラ席 |
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天井画も素敵
実はここが開く! |
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舞台の真ん前にも席がある |
集客数200名なので、こじんまりとしています。アッパーとロゥアー2階までしかないです。舞台も小さくて、アッパーのレベルに楽隊用のオーケストラ席。といっても、バロックの楽隊だったから、そんなに楽器数もひともいません。真ん中に長いハープシコード。とバイオリンとかヴィオラ?かな。数台。
今日は立ち見なので、前のバーにへばりついていないといけません。アッパーの前2列がベンチ席、そのうしろが立見席。C 列とD列の2列のみ。 立見にも番号がついてるのですが、左手に1、2、3と右手に4、5、6とC列は6つのみ、うしろのD列は2席ずつで4席(というのか)のみです。
わたしたちとは反対の向こう側に陣取った友人は、自分の席番がない、とクレームしておりました。チケット販売時にわかんなかったのか、彼女のチケットにはD列の6と印刷してあるのに4までしかない!場所はあったのでオーバーブッキングではなかった模様。よかったね。立見でもひとスペースはひとスペースやよってに。
(以下 写真はROH のサイトより)
舞台にはカーテンなどないので、始まる前に舞台にはバスローブのようなものを来ている俳優さんたちがすでに座っていて、すぐ横の観客とだべったりしています。
始まると上から天使のようなひとが降りてきて、びっくり。空間をフルに生かしていますねえ。
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主役の二人
うまかった |
作曲家はイタリア人なんだけど、あろうことか、英語で歌うの!
字幕もないし、日本語のあらすじも事前に見つけられなかったので、ちょっとハード!でした。
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2階から首をだす道化 |
舞台の照明はろうそくの光だけ。シャンデリアと柱に2本立てのろうそくがいくつか。俳優さんが手で消していったり、また灯していったり。雰囲気があります。舞台の上だけでなく、2階のオーケストラのテラスから演技したり。
客席の間に入って来たり。客席の間を通って舞台に入ったり。
話の内容を簡単に説明しますと、二人の男性がひとりの女性(王妃、だからもちろん夫はおる)に恋し、結局、オルミンドは実はこの王様の息子だったということがわかり、王様も愛し合う二人を許す、という。もうひとりの恋敵は昔の恋人(死んだと思っていたのが生きてた)とよりを戻して二組、ハッピーエンド。ついでに女官と家来もひっついちゃってこれまたハッピー。
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実は生きてた |
めずらしく、ハッピーエンドなお話。
ちょっとシェイクスピアの喜劇っぽくて面白かった。
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ふたりとも❤をつけてアピール |
音楽は素敵だったし、舞台も衣装も素晴らしかったです。楽しめましたね。
ただ、1時間X3幕、間2回のインターバル。あとでひざが死んでたわー。終わったら11時半ですー。
ちょっと暗いですが、カーテンコール(カーテンがないからこういうのかどうかわからんが)の写真も入れておきませう。
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天使がまた降りてきてるの() |
(往路の写真)
最寄りはBlackfriars ですが、テムズ川渡ってテートモダンの隣。
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