ボジョレ・ヌーボー解禁日
季節の話題。11月中にね。公開しなくっちゃ。で駆け込み。
ボジョレ・ヌーボー解禁日は毎年11月の第3木曜日と決められています。日本だとボジョレ・ヌーボー解禁日ボジョレ・ヌーボー解禁日ボジョレ・ヌーボー解禁日と、すっごいうるさい?流行ってるらしいのですが、イギリスではえ~???て感じ。
スーパーでカンタンに手にはいると思ったら大間違い。W では毎年「ボジョレの帝王 Georges DuBouef 」の輸入をしてるようですが、今年はこのラベル
裏には英語で説明が。「チリコンカーンにあいます」
もろ、イギリスマーケットやん。
解禁日に行ったのに、どこにもない。ほとんどあきらめて帰ろうと思った矢先、見つけました。隅にこそっと置いてあるって感じ。
1週間後に行ったらもう売り切れてた。仕入れ数が少ないんやろね。
ボジョレ Beaujolais はフランスのブルゴーニュ地方(英語ではバーガンディという)の南部にある地方です。リヨンの北、マコンの南です。昔は、安いがぶ飲みワインでしかなかったボジョレをアメリカに樽かついで売りに行って一躍有名にしたジョルジュ・デュビュッフさん。ボジョレをこよなく愛した醸造家です。
ボジョレ・ヌーボーは文字通りボジョレの新酒。9月に収穫したぶどうをワインにして、普通は1年くらい樽でおいておくものを、通常のワインとは違う方法で作って、収穫の3ヶ月後には飲めるようにしたのが、ボジョレ・ヌーボーです。ボジョレ・ヌーボーと呼ぶには、1)赤 2)ガメ(もしくはガメイという)種のぶどう100% でつくったもの。ボジョレの赤ワインはすべてガメぶどう。白は作ってますが、ブルゴーニュ地方なので、シャルドネですが、全体の1%だそうです。だからほとんど、ガメの赤。
ボジョレ・ヌーボーの習慣はその年のぶどうの出来、ワインの出来を見ることから始まったらしいのですが、マーケットに乗って、解禁日まで定めたことにより、バブルの時代にはかなり流行ったらしい。
ふつうのワインはぶどうをつぶして圧縮し、樽にいれ発酵させますが、ボジョレ・ヌーボーの場合はぶどうをそのまま樽にいれ、炭酸ガスが発生して酸素がなくなって酵素発酵させるという方法です。こうすると、通常は1年以上かかるのがすぐにワインとして完成し、短期間で市場に出し、飲めるワインになるわけです。ようわからんけど、そういうものらしい。。。。。
オーストリアなどでも、ウィーンの郊外のホイリゲ(居酒屋)などに11月に行くと、できたばかりの新酒を樽からだして飲めたりするんですねえ。季節感ありますよねえ。日本人には。
でも、イギリスに季節感ない!!!まあ、メインのワイン産国じゃなし、新世界(オーストラリア、南アフリカ、南米もの)や、ボルドーワインの好きなイギリス人にはボジョレ・ヌーボーはあまりなじみのないものなのかも。ことしの出来はいいらしいですがね。上記のジョルジュ・デュビュッフのラベルには「3ヶ月以内に飲むように」とありました。ふつ~イースター(葡萄酒ができた秋の次の春)までに飲むと聞いたことがあります。日持ちしないし、長期熟成にはむかないワインですね。
新酒は「プリムール」ともいい、ボルドーのプリムールはいい年に先物投資のように買い、10年後、20年後、という長期展望になるようですが、ボジョレ・ヌーボーの場合はひと冬のいのち、ですね。
18日にがあっとアップしよ~と思っていたのに、今になってしまいもうした。
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..…..November, 2010
ボジョレ・ヌーボー解禁日は毎年11月の第3木曜日と決められています。日本だとボジョレ・ヌーボー解禁日ボジョレ・ヌーボー解禁日ボジョレ・ヌーボー解禁日と、すっごいうるさい?流行ってるらしいのですが、イギリスではえ~???て感じ。
スーパーでカンタンに手にはいると思ったら大間違い。W では毎年「ボジョレの帝王 Georges DuBouef 」の輸入をしてるようですが、今年はこのラベル
裏には英語で説明が。「チリコンカーンにあいます」
もろ、イギリスマーケットやん。
解禁日に行ったのに、どこにもない。ほとんどあきらめて帰ろうと思った矢先、見つけました。隅にこそっと置いてあるって感じ。
表はこう。花のラベルで有名 ブッフは「牛」 |
いちおう2本は買ったんだが、まあまあ。£5.99也 |
今年の収穫はこの2種類のみ |
こちら某M&S £6.99 ラベル華やか |
ボジョレ Beaujolais はフランスのブルゴーニュ地方(英語ではバーガンディという)の南部にある地方です。リヨンの北、マコンの南です。昔は、安いがぶ飲みワインでしかなかったボジョレをアメリカに樽かついで売りに行って一躍有名にしたジョルジュ・デュビュッフさん。ボジョレをこよなく愛した醸造家です。
ボジョレ・ヌーボーは文字通りボジョレの新酒。9月に収穫したぶどうをワインにして、普通は1年くらい樽でおいておくものを、通常のワインとは違う方法で作って、収穫の3ヶ月後には飲めるようにしたのが、ボジョレ・ヌーボーです。ボジョレ・ヌーボーと呼ぶには、1)赤 2)ガメ(もしくはガメイという)種のぶどう100% でつくったもの。ボジョレの赤ワインはすべてガメぶどう。白は作ってますが、ブルゴーニュ地方なので、シャルドネですが、全体の1%だそうです。だからほとんど、ガメの赤。
ボジョレ・ヌーボーの習慣はその年のぶどうの出来、ワインの出来を見ることから始まったらしいのですが、マーケットに乗って、解禁日まで定めたことにより、バブルの時代にはかなり流行ったらしい。
ふつうのワインはぶどうをつぶして圧縮し、樽にいれ発酵させますが、ボジョレ・ヌーボーの場合はぶどうをそのまま樽にいれ、炭酸ガスが発生して酸素がなくなって酵素発酵させるという方法です。こうすると、通常は1年以上かかるのがすぐにワインとして完成し、短期間で市場に出し、飲めるワインになるわけです。ようわからんけど、そういうものらしい。。。。。
オーストリアなどでも、ウィーンの郊外のホイリゲ(居酒屋)などに11月に行くと、できたばかりの新酒を樽からだして飲めたりするんですねえ。季節感ありますよねえ。日本人には。
でも、イギリスに季節感ない!!!まあ、メインのワイン産国じゃなし、新世界(オーストラリア、南アフリカ、南米もの)や、ボルドーワインの好きなイギリス人にはボジョレ・ヌーボーはあまりなじみのないものなのかも。ことしの出来はいいらしいですがね。上記のジョルジュ・デュビュッフのラベルには「3ヶ月以内に飲むように」とありました。ふつ~イースター(葡萄酒ができた秋の次の春)までに飲むと聞いたことがあります。日持ちしないし、長期熟成にはむかないワインですね。
新酒は「プリムール」ともいい、ボルドーのプリムールはいい年に先物投資のように買い、10年後、20年後、という長期展望になるようですが、ボジョレ・ヌーボーの場合はひと冬のいのち、ですね。
18日にがあっとアップしよ~と思っていたのに、今になってしまいもうした。
3本目、12月に購入 あとから追加しとこ |
瓶がなんか、かわいい。 これは500ml なのです。 |
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..…..November, 2010
コメント
コメントを投稿