547 ガイフォークス近所の公園で花火
11月5日はガイ・フォークスの日。
前にも記事にしたと思いますが(あれ、してないか)この日はイギリス中で花火が上がります。前後の週末はロンドン始め、各地で冬の花火大会。
17世紀初頭、ジェームス1世(エリザベス1世のあと)の時代に、国会議事堂を爆破しようと企て爆弾、弾薬を隠していた輩が見つかって、処刑されたのがガイ・フォークス Guy Fawkes という人。無事爆発物が見つかったのを記念して、それから毎年この日には花火を上げるという、ジョークの好きなイギリス人ならではの行事の日。
お昼は隣村の友人宅でオペラのビデオを鑑賞しながら別の人が持ってきてくれた和食のお昼ご飯を4人でいただき。
まずはうちの家からすぐのカウンシルのビルからトーチ行列が始まるというので6時めがけて行きました。
市庁舎の前にはすでに人だかり。
地元のブラスバンドが演奏します。
安全服を着たおじさん二人が、バーナーで、トーチを持っている人たちの点火。
そしてバンドを先頭に、皆ゾロゾロと後をついて行きます。
うちの近所を曲がって、公園めがけ、行列。
子供に持たせるのはちと危ないと思うけど。
20分ほどで花火大会のあるサイトに到着。カントリー Cantley Park という公園の中ですが、ホテルの横から入ります。ファンフェア(移動遊園地)や屋台も出ています。安全のため、アルコールは厳禁、だと。
道端でトーチ行列を眺めている住民たちにはワイングラス片手の人もいました。
6時40分くらいにサイトに到着。
どうしようか迷ったけど、7時半の花火までまだまだ時間あるし、入場料一人 £7.50 (約1000円)払って入る。
朝の雨で濡れた芝生の上をウロウロ。
ハンバーガー、クレープ、コーヒーなどの屋台が出ています。
食べ物屋の前はすごい行列。7時半から花火のはずが全然そんな雰囲気ない。
場所を移動して、花火のサイトを探します。市長の挨拶が聞こえて来て、あ、ここだ。
始まったのは45分過ぎくらいだったけど。通常大晦日の花火も10分くらいで短いのですが、ここはなんと、ミュージックに合わせ、音と花火のショウ!
30分くらいの長いもので見応えありました。さすがー。
花火の写真、撮りながら見るのはしんどいが、ばしゃばしゃばしゃと連写して、後でいいのだけ選びました。結構うまく撮れたかな?
頭の上から降ってくるよ。
すぐ上から落ちてくる感じ?見応えあり。
花火の後で、ボンファイヤー(焚き木)に点火もカウントダウン。ガイ・フォークスの日はボンファイヤーナイトとも言います。
待っている間は寒かったけど、なかなかよかったわ。はるばる来てくれた友人たちも満足してくれたようでよかったです。
終わってから家で夕食。
寒いし、シチューかカレーにしようか、と思ったのですが、久々にグーラッシュを作りました。ハンガリーの家庭料理で、パプリカで牛肉を煮込みます。
ハンガリーだけでなく、東欧やウィーンでも出てくるかな。何年か前にチェコ(プラハ)で食べたグーラッシュが美味しかったです。
独特の味はおそらくパプリカなんだろうけど、なかなかその味が出せない。
わたし的には今ひとつ本場の味、ではなかったんだけど、友人は美味しい美味しいと食べてくれました。よかった。
花火は冬のもの、のイギリスですが、冬時間だと5時くらいで暗くなるから、やはり冬がいいのでしょうね。夏だと、10時くらいまで明るいから、子供が起きてられないでしょう。
ここ、ウォキンガムは色々行事もあって、コミュニティがそういう活動をしている町って活気がある気がしますね。
夏場は週末ロンドンに行ったり、歩きに行ったりで忙しかったけど、ちょっと冬場近場を研究すべきかも、と思ったりしました。またのレポート乞うご期待。
© Mizuho Kubo , All rights reserved.....November, 2017
前にも記事にしたと思いますが(あれ、してないか)この日はイギリス中で花火が上がります。前後の週末はロンドン始め、各地で冬の花火大会。
17世紀初頭、ジェームス1世(エリザベス1世のあと)の時代に、国会議事堂を爆破しようと企て爆弾、弾薬を隠していた輩が見つかって、処刑されたのがガイ・フォークス Guy Fawkes という人。無事爆発物が見つかったのを記念して、それから毎年この日には花火を上げるという、ジョークの好きなイギリス人ならではの行事の日。
お昼は隣村の友人宅でオペラのビデオを鑑賞しながら別の人が持ってきてくれた和食のお昼ご飯を4人でいただき。
まずはうちの家からすぐのカウンシルのビルからトーチ行列が始まるというので6時めがけて行きました。
市庁舎の前にはすでに人だかり。
地元のブラスバンドが演奏します。
そしてバンドを先頭に、皆ゾロゾロと後をついて行きます。
うちの近所を曲がって、公園めがけ、行列。
子供に持たせるのはちと危ないと思うけど。
電気の<にこマーク>トーチ。 |
20分ほどで花火大会のあるサイトに到着。カントリー Cantley Park という公園の中ですが、ホテルの横から入ります。ファンフェア(移動遊園地)や屋台も出ています。安全のため、アルコールは厳禁、だと。
道端でトーチ行列を眺めている住民たちにはワイングラス片手の人もいました。
6時40分くらいにサイトに到着。
どうしようか迷ったけど、7時半の花火までまだまだ時間あるし、入場料一人 £7.50 (約1000円)払って入る。
切符持っている人は右の列、 これから買う人は左ぃ。 |
持って来たトーチをここで消してます |
朝の雨で濡れた芝生の上をウロウロ。
ハンバーガー、クレープ、コーヒーなどの屋台が出ています。
食べ物屋の前はすごい行列。7時半から花火のはずが全然そんな雰囲気ない。
場所を移動して、花火のサイトを探します。市長の挨拶が聞こえて来て、あ、ここだ。
始まったのは45分過ぎくらいだったけど。通常大晦日の花火も10分くらいで短いのですが、ここはなんと、ミュージックに合わせ、音と花火のショウ!
30分くらいの長いもので見応えありました。さすがー。
花火の写真、撮りながら見るのはしんどいが、ばしゃばしゃばしゃと連写して、後でいいのだけ選びました。結構うまく撮れたかな?
人がいる割にはまあ見やすい |
頭の上から降ってくるよ。
左の丸いのは満月 |
すぐ上から落ちてくる感じ?見応えあり。
花火の後で、ボンファイヤー(焚き木)に点火もカウントダウン。ガイ・フォークスの日はボンファイヤーナイトとも言います。
待っている間は寒かったけど、なかなかよかったわ。はるばる来てくれた友人たちも満足してくれたようでよかったです。
収益金はチャリティに |
グーラッシュ鍋 |
1時間煮込んだぞい。 |
終わってから家で夕食。
寒いし、シチューかカレーにしようか、と思ったのですが、久々にグーラッシュを作りました。ハンガリーの家庭料理で、パプリカで牛肉を煮込みます。
ハンガリーだけでなく、東欧やウィーンでも出てくるかな。何年か前にチェコ(プラハ)で食べたグーラッシュが美味しかったです。
独特の味はおそらくパプリカなんだろうけど、なかなかその味が出せない。
わたし的には今ひとつ本場の味、ではなかったんだけど、友人は美味しい美味しいと食べてくれました。よかった。
花火は冬のもの、のイギリスですが、冬時間だと5時くらいで暗くなるから、やはり冬がいいのでしょうね。夏だと、10時くらいまで明るいから、子供が起きてられないでしょう。
ここ、ウォキンガムは色々行事もあって、コミュニティがそういう活動をしている町って活気がある気がしますね。
夏場は週末ロンドンに行ったり、歩きに行ったりで忙しかったけど、ちょっと冬場近場を研究すべきかも、と思ったりしました。またのレポート乞うご期待。
© Mizuho Kubo , All rights reserved.....November, 2017
日本だと花火はふつう夏ですが、東京〔?正確には埼玉の山の奥〕には毎年12月4日に「秩父の夜祭」というのがあって、花火が名物です。秩父出身の同業者の友人がいるのですが、彼は、「花火は寒い中を厚着して震えながら見るものだ」と主張して譲りません。横浜(の山手も奥のほう)から3時間もかけて仕事に通ったことがあるのですが、日程が合わずに現物をみたことはありません。毎年大盛況らしいです。西武鉄道が夜中過ぎまで東京から特別列車を出す。
返信削除たしかに、冬のほうが空気が澄んでいるので、もや~っとしている夏よりもずっと、花火が鮮烈に見えるようです。
ガイ・フォークス・ナイトにロンドンにいたことが何度かあるのですが、大規模な花火見物に出かけたことはなく、ホテルの近所のあちこちでやたらめったらでたらめロケット花火が飛び交うのを窓から見るだけでした。
こんどのお住まいの町はなんか本格的にショウになっているみたいですね。ガイ・フォークスで日本の花火大会並みという地方都市の話を聞いたのははじめてでした。寒いから、きれいだったでしょうね。
どこの地方都市にも、そこなりの名物があるんでしょう。前のところのダック・レースみたいに。しばらく「年次報告」になるかな・・・実は花火好きのわたしとしては、楽しみです。