463 EU離脱を選んだイギリス人
EU=European Union に「残留 Remain 」するか、「離脱 Leave」するかの国民投票 Referendum が6月23日にあり「離脱」が「残留」を僅かに上回り、イギリスは EU を「離脱」することになりました。 この投票は、通常の選挙権のように、EU パスポートを持ってる人たちも入ってるのか、と思いきや、今回は別でした。そらあ、そういう人入れたら、「残留」に決まり、やから不公平か?でも、わたしたちのようなレジデントも入れてもらわんと、不公平やん。こちとら生活かかってんねんけど。 今回、投票できたのは、イギリスとアイルランドのパスポートを持つ人(インド系でも、シリア系、中国系、でも、イギリスのパスポートを持ってたらOK)と英連邦 コモンウェルスの人たち。 うちのフラットにも、集合住宅なんですが、国民投票のパンフレットが玄関の郵便受けに、どさっと、宅配ピッツアの割引券とともに入っていました。2日後、見たら、ピッツアの割引券はなくなってて、国民投票のパンフレットは残ってました。 わたしはイギリスに住んでて、所得税も払い、国民保険 NHS も払っていますが、投票権はありません。今だから言うけど、あったら、絶対、「残留」派です。 ともあれ、今回は、 現政権の労働党 Labour 「残留」 保守党 Tory 「離脱」と、政治色の濃い戦いでした。元ロンドン市長 ボサボサ金髪頭のスコットランド人、ボリス・ジョンソンは「離脱」。 「残留」派と「離脱」派はそれぞれ、経済、貿易、国民の生活、移民問題をかけて、バトル。移民問題に取り組んでいた、労働党の女性国会議員が「イギリスが第一だ」とする男性に撃たれ、刺し殺された事件もあり、えらく話題になりました。 結果、イギリス人は経済を考えず、政治を取った、とも言われていますが。。。 無料フリーペーパーも 「残留」派と「離脱」派の広告を続けて記載。 当日は、悪天候で、雨に強風、雷と、通勤の列車が大乱れに乱れ(別途ネタにします)投票率を危ぶんでいましたが、それでも70%以上が出向き、皆の関心の高さを証明しました。 洪水で水に埋もれた、 投票所( Polling Station )ならぬ、P